「UV対策」とは、太陽光線の一部である紫外線から髪の毛を守る事で、紫外線を英語で表記すると「Ultraviolet」となる為、UVと言われています。
女性の方は、お肌に関してはUV対策をしていると思いますが、髪の毛に対してUV対策をしている人はどれぐらい居るでしょうか?おそらく過半数以上の方が髪の毛や頭皮のUV対策をしていないのではないでしょうか。
目次
髪の毛や頭皮にもしっかりとUV対策が必要
紫外線は、髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼします。ダメージヘアの方がたくさんいらっしゃいますが、これは紫外線が原因なのです。
紫外線は、ダメージヘアだけではなく、細胞にまで悪影響を及ぼすと言われており、「抜け毛・白髪・薄毛」の原因になってしまいます。
紫外線は、基本的に目に見えるものではないので、普段からお肌だけでは無くて、髪の毛や頭皮もUV対策をする事を心がけておきましょう。
紫外線は春頃から増加し始めて秋頃から減少し始めます。つまり、4~11月ぐらいまでは、徹底してUV対策をしておいた方がお肌にも髪の毛にも良いと言う事になります。
紫外線が人体にどのような影響を及ぼすのかと言う影響度を気象庁が「UVインデックス」と言うデータを数値化して公開しています。(気象庁:紫外線の予測分布図)
また、環境省からはUVインデックスの数値が「3以上」の場合は日差しを避けるようにと警告しています。それから、数値が「8以上」の場合は、なるべく外出を控えるようにと警告しています。
このように、紫外線はあなたが思っている以上に髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼしているのです。髪の毛や頭皮のUV対策が、薄毛予防にも繋がりますので意識するようにしましょう。
曇りだからと言って油断しない
紫外線には曇りの日でも注意が必要です。曇りだからと言ってUV対策を怠っていると大変な事になります。実は曇りの日の方が紫外線が強い場合があります。特に雨の翌日の曇りの日は、気象庁のUVインデックスの数値が上昇します。
1年間を通すと梅雨時期の6月がもっとも紫外線の数値が上昇すると言われているので、梅雨時期は真夏よりもUV対策をしっかり目にするように注意しましょう。
特に注意したい時間帯
紫外線は春から秋にかけて数値が上がります。その中でも、特に注意していただきたい時間帯があります。1日のうちのUVインデックスの数値が上昇する時間帯は、「10:00~14:00」です。
特に「11:00~1200」は極端に紫外線が強い時間帯なので、なるべく外出は避けた方が良いでしょう。
これは、先ほども言いましたが曇りの日でも同じ事が言えます。曇りだからと言って油断しないで、外出する際はしっかりとUV対策をするようにしてください。
髪の毛や頭皮を紫外線から守る為のUV対策法
紫外線はお肌だけでなく、髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼします。ですから、外出時はしっかりとUV対策をするようにしましょう。UV対策の方法としましては、以下のような方法があるので参考にしてみてください。
日傘や帽子を利用する
UV対策として良いものは、日傘、帽子等です。日傘や帽子を利用する事で、紫外線から髪の毛や頭皮を守る事ができます。特に、「UVカット機能」の商品を利用するとより効果的で安心です。
UVカット効果のあるトリートメント
UVカット効果のあるトリートメントも効果的です。その他、シャンプー後に使う「リンス・コンディショナー・洗い流さないトリートメント」等のUVカット効果のあるものが効果的です。
また、外出前に軽くスプレーするするタイプのものなどもあるのでおすすめです。
時間帯によって外出を避ける
紫外線が強いと言われている時間帯は、極力外出を避けるようにしましょう。紫外線が強いと言われている時間帯は10:00~14:00です。この時間帯はなるべく外出しないようにするだけでも、UV対策として効果的です。
どうしても外出しないといけない時は、上記の方法でUV対策をしてからお出かけするようにしましょう。
紫外線が体に及ぼす悪影響
紫外線は人間の体内の細胞内に蓄積されます。基本的にシミが出始めるのは二十歳を過ぎたあたりからです。これは、幼少期から紫外線を浴びて生活をしているから、細胞内に蓄積された紫外線の影響でシミが出てくるのです。
また、抜け毛や、白髪、薄毛の原因にもなるので、できれば子供の頃からUV対策はしておいた方が良いのです。
若い内から紫外線を大量に浴びていると、皮膚がんなどのリスクも高まりますので、年齢に関係なく早い内からUV対策は徹底しておいた方が良いでしょう。