レーザー脱毛は医療機関で受けることができる脱毛方法です。

レーザー脱毛は出力が高いため、やけどや赤みなどの心配がありますが、医療機関なら医師が常勤しているので、万が一のことがあった時でもすぐに対応できます。

医療レーザー脱毛の仕組み

医療レーザー脱毛は毛の黒い色素に反応する波長の光を使用している脱毛方法です。光を当てると毛のメラニン色素に反応し、毛が熱を吸収します。

吸収された熱が広がって毛根や毛乳頭を破壊します。

毛乳頭は毛の製造工場である毛母細胞に栄養を届ける部位で、毛乳頭が破壊されることで毛が生えなくなります。

医療レーザー脱毛は一度受けたからと大きな変化を実感できるものではなく、何度か受けることでムダ毛が気にならなくなってきます。

フラッシュ脱毛と同じように毛周期に合わせて脱毛すると効果的です。

毛には毛が伸びてくる成長期、成長が止まって抜け始める退行期、休んでいる休止期の3つのサイクルがあります。

レーザー脱毛が効果を発揮するのは成長期の毛です。

全身の3分の1ほどの毛が成長期で、退行期や休止期の毛が成長してきたタイミングで脱毛を受けます。

毛周期は人それぞれ違い、毛1本1本異なるのでお肌やムダ毛の状態を見ながら脱毛をします。

一般的には2~3か月に1回施術を受けます。

永久脱毛

実は、永久脱毛は一生むだ毛が生えないものというイメージがあるかもしれませんがそうではありません。

永久脱毛は脱毛の1ヶ月後の毛の再生率が20%以下のものをいいます。つまり20%は毛が生えてくる可能性があると言うことなのです。

レーザー脱毛機の中には日本の厚生労働省にあたるFDAに永久減耗装置として認可されたものがあります。

ニードル脱毛という電気針を使用した脱毛方法も永久脱毛ですが、ニードル脱毛にはレーザー脱毛よりも強い痛みが伴い、肌への負担が大きいです。

これに比べてレーザー脱毛は、痛みが少なくお肌への負担も少ないので、永久脱毛の主流になってきています。

とは言っても、あくまでもニードル脱毛と資格して痛みが少ないと言うだけで、実際痛みに耐えることができずに途中で挫折する人が居ることもこと実です。

普通に痛みがある

サロンの光脱毛に比べると、レーザー脱毛は強い痛みがあります。毛の色が濃いほど痛みが強いので、ワキやデリケートゾーンはもの凄い強い痛みを感じます。

しかし、医療機関では麻酔を使用できるので、麻酔で痛みを軽減することもできます。

また、ダイオードレーザーなど痛みが少ないレーザー脱毛機も使われるようになりました。

痛みが心配な場合は医師に相談してみてください。

ただし、麻酔は別途費用が必要になる場合がほとんどです。

こんな時は脱毛できない

レーザー脱毛は黒い色素に反応するので、日焼けをしてお肌が黒いとお肌の色にも反応してやけどの恐れがあるので、脱毛を受けることができません。

また、胎児や母体への直接的な影響はありませんが、妊娠中も脱毛は断られます。

参考:こんな人は全身脱毛できない場合がある




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