医療機関で行われている脱毛方法は「レーザー脱毛」です。しかし、レーザー脱毛と一口に言っても、実はさまざまな種類があります。

ですから、これから医療機関でレーザー脱毛をはじめようと言う方は、まずはレーザー脱毛の種類を把握しておいた方が良いでしょう。同じレーザー脱毛でも、痛みが強いものと弱いものがあったり、それぞれに特徴があります。

種類別医療レーザー脱毛の特徴

医療機関のレーザー脱毛の種類は、「約5種類」ほどあります。それぞれに特徴がありますので順番に見ていきましょう。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーも多くの医療機関で採用されているレーザー脱毛です。

アレキサンドライトレーザーの特徴は、冷却ガスを肌に吹き付けて冷却しながら施術を行うので、痛みが少ないことが特徴です。また、ジェルなどを使用しないことも特徴になります。

それから、シミやそばかすにも有効で、ニキビなどの治療にも利用されているレーザーの種類です。

アレキサンドライトレーザーは、脱毛効果はもちろん、毛穴を引き締める効果があるので、美肌効果も高いと注目されているレーザー脱毛になります。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは波長の長い光を使用しています。この光は、メラニン色素だけに反応して毛根だけに直接刺激を与えることができます。

ですから、毛根以外の皮膚組織等には一切刺激を与えることなく痛みの少ない施術をすることができるのでとても安全なレーザー脱毛と言われているのです。

それから、日焼け等で毛の色と肌の色の差が無い場合でも、やけどなどの肌トラブルのリスクなく脱毛することができるのも特徴です。

ロングパルスヤグレーザー

ロングパルスヤグレーザーは、主に男性の濃いヒゲや、女性でしたらVIO脱毛に効果的なレーザー脱毛です。

メラニン色素に吸収されるレーザー脱毛の中では、最も波長が長いと言われていて、深達度が高いと言う特徴があります。ですから、最深部までレーザーの光が届き高い効果を得ることができるのです。

しかし、痛みが非常に強いと言う特徴もありますので、利用される場合は注意が必要です。

YAGレーザー

YAGレーザーの特徴は、日焼けなどの影響で黒くなってしまった肌でも効果的に脱毛できると言うことです。それから、色素の濃い毛にも脱毛効果が高くなっています。

YAGレーザーは、アレキサンドライトレーザー等のようにメラニン色素に反応するタイプのレーザー脱毛ではないので、日焼けをしている肌や、色素沈着を起こしている肌でも問題なく脱毛することが可能となります。

また、YAGレーザーは歯科医などでも治療の際に使用されているレーザーの種類でもあるのです。

以上のように、医療レーザ脱毛と言っても、さまざまなレーザーの種類があります。

ですから、脱毛箇所によって使い分けをした方が、本当は良いのですが、そんなことをしていると、どれだけお金があっても足りませんね。

ですから、多くの女性は比較的痛みが弱く短時間で広範囲の脱毛をすることができるダイオードレーザーを採用している医療機関を選択する方が多くなってきています。

基本的に、医療レーザー脱毛はエステ脱毛等と比較すると、刺激が強く痛みが強いので肌の状態によっては施術できないと言う場合もあります。

ですから、まずは無料カウンセリングなどを活用して、自分の肌でも施術可能かどうかを確認するようにしましょう。




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